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ゆうとく薬局
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女性の悩みと健康

1.更年期障害
2.頭痛・生理痛・生理不順
3.冷え性
4.便秘
5.痔
6.低血圧・貧血
7.骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
8.陰部のかゆみ
9.ニキビ
10.女性にお勧めの漢方薬一覧
1.更年期障害
 閉経期の40歳代から50歳代くらいに起こる様々な症状を指します。
 この年齢になると、卵巣ホルモンをはじめとするホルモンのバランスが崩れ、頭痛・肩こり・腰痛などの痛み、冷え性、のぼせやほてり、また欲求不満や自律神経の乱れなど、色々な不定愁訴が多くなります。
 
適度な運動を心がけて、ストレスをためないようにしましょう。
 バランスのよい食事を心がけましょう。
 漢方薬、ビタミン剤、痛みの症状を抑える鎮痛剤なども有効でしょう。
2.頭痛−@
 精神的な緊張やストレスが原因となって肩や首の筋肉が硬くなります。
 そして、それとともに頭部の筋肉が収縮し血行が悪くなると、痛みとして身体に症状が現れます。
 主に、前頭部や後頭部、あるいは頭全体が圧迫されるような痛みが起こり、特に生理時や更年期にひどくなる傾向があります。
ストレス解消
ストレスをためないように、自分なりのストレスの解消方法、気分転換の方法を見つけてください。
血行促進
肩や首の辺りをマッサージしたり、温めたりしましょう。
運動
適度な運動をしましょう。特に首の体操が効果的。
治療
鎮痛剤、鎮静剤、漢方薬、ビタミンE、貼り薬などが有効です。
2−A生理痛
 多くは月経の第1日目や第2日目にお腹が痛み、ひどい人は吐き気やめまい、耳鳴りを起こすこともあります。また、子宮筋腫や子宮内膜症など、子宮やその周囲の病気が原因で生理痛を起こすこともあるので、生理痛がひどい場合には原因となる病気の有無を検査するために専門医を受診しましょう。
運動
普段から適度な運動を心がけましょう。
生活習慣
身体を冷やさないようにしましょう。
治療
鎮痛剤、漢方薬などが有効です。
2−B生理不順
 月経周期が25日以内や40日以上、持続日数が3〜7日から外れているなど、一定の間隔でない場合に生理不順と考えられます。
 ストレスや自律神経失調症、疲労、栄養障害、発育不良などが考えられ、時に極端なダイエットが原因の場合もあります。
食事
バランスのよい食事を取り、極端なダイエットはやめましょう。
生活習慣
普段から基礎体温表を記録しましょう。
ストレス解消
ストレスや疲労をためないように気をつけましょう。
治療
漢方薬などが有効です。
★症状が長期間続くようでしたら、専門医を受診しましょう。
3.冷え性  こちらも参考にしてください!
冷えの原因には、筋肉や栄養の不足による熱産生不足や、血流・血液の不足による血行障害、低体温などが上げられますが、冷え性の人に一番多いのが、自律神経の乱れによる体温調節機能の低下です。
 女性は、ホルモンのバランスやストレスによって自律神経が乱れやすく、冷え性になりやすいといえます。
食事
タンパク質、炭水化物、ビタミンB1、ビタミンE、鉄分なども十分にとりましょう。
衣服
首や足をマフラーや靴下で保護しましょう。腹巻も有効です。きつい下着など、身体を締め付けるものはなるべく避けましょう。
運動
ウォーキングやストレッチなどの運動をしましょう。
入浴法
入浴剤を使った半身浴、温冷交代浴、足湯なども効果的です
生活習慣
エアコンは適温にし、部屋と外気の差を縮め、(5度以内)自律神経の体温調節能力を改善しましょう。低体温
治療
ビタミンEやC、漢方薬などが有効です。薬用人参は自律神経を正常にし、冷えを改善する作用があります。自律神経
4.便秘便秘の話
 便秘は環境の変化やストレスによる一過性のものであればすぐに治りますが、長く続く常習性のものはなかなか改善できず、特に女性はこの常習便秘で悩む人が多く見受けられます。
食事
食物繊維が多いものを積極的にとりましょう。健康食品なども便利です。
運動
ウォーキングなどの全身運動や腹筋運動を毎日の生活に取り入れましょう。腹巻などで腹部を温めるのもよいでしょう。
トイレに行く習慣を
便意がなくても朝食後など時間を決めてトイレに行く習慣をつけましょう。
治療
便秘薬は、剤形や種類、効き方も様々です。人それぞれ個人差があるので、専門医や薬剤師に相談して、自分に合うものを探しましょう。腸の善玉菌を増やす整腸薬もお通じをよくします。
5.痔     こちらも参考にしてみてください。
 男性よりも女性のほうが、ホルモンの影響で便秘や冷え性になりやすいため、痔にもなりやすいといえます。
イボ痔(痔核)
痔では最も多いタイプで、便秘がちな人、同じ姿勢を続けることが多い人は要注意です。特に妊娠中は便秘になりやすく、大きくなった子宮が肛門周辺の血管を圧迫するため、イボ痔になりやすいようです。
切れ痔(裂肛)
女性や若い人に多いのが特徴的です。痛覚が敏感な部分のため、排便時やそのあとに出血を伴う強い痛みを感じます。
食事
1日3回規則正しく取りましょう。香辛料やアルコールはほどほどにして、便秘をしないような食生活も大切です。
排便
便意をがまんしないようにしましょう。排便は短時間で済ませましょう。
生活習慣
適度な運動を毎日の生活に取り入れましょう。お風呂はぬる目にして、ゆっくり浸かり、体を冷やさないようにしましょう。長時間、同じ姿勢をしるようなときには、時々ストレッチを行いましょう。
治療
内服薬、外用薬(清拭剤・軟膏・坐薬・注入軟膏)などが有効です。出血や腫れの有無など症状によって使い分けましょう。
6.低血圧・貧血⇒貧血の話
低血圧
低血圧には現在はっきりとした基準はありません。血圧が正常(85〜130mmHg)よりも低い状態(一般的には最大血圧100〜110mmHg)を低血圧といいます。症状は立ちくらみ、疲れやすい、身体がだるい、肩こり、頭痛などです。
貧血
貧血のなかで最も多いのは、鉄分不足による鉄欠乏性貧血です。若い女性に特に多く、妊婦にもよく見られます。症状はめまい、立ちくらみ、顔色が悪い、瞼の裏や口中粘膜が白っぽい、身体がだるいなどです。
食事
栄養のバランスに気をつけ、偏食にならないようにしましょう。
運動
普段から適度な運動をしましょう。
生活習慣
睡眠時間を十分にとり、規則正しい生活をしましょう。
治療
貧血の場合、鉄剤や鉄分の吸収を高める栄養補助食品などが有効です。月経過多や痔、胃潰瘍など貧血となる原因があるときは、その治療をすることも必要です。
鉄分を多く含む食品
レバー、大豆、煮干、小松菜、ほうれん草、海藻類、はまぐり、高野豆腐など
7.骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
 症状を重ねると、「背中がまるくなった」「背が低くなった」「腰が痛い」などの症状が現れます。閉経後の女性に多くみられ、骨がすかすかになって弱くなり骨折しやすくなる病気で、その患者数は加齢とともに増えていきます。最近では若い人でも運動不足や食事の偏りのために骨が弱くなる可能性が指摘されています。
食事
カルシウム、ビタミンD3、ビタミンKの多い食事を取りましょう。
日光浴
カルシウムを体内に吸収するために必要なビタミンDは日光を浴びると体内でつくられます。
運動
普段から適度な運動を行うことで骨が強くなります。
治療
カルシウム剤、ビタミンD3製剤などが有効です。
8.陰部のかゆみ
 陰部のかゆみの原因には、皮膚のかぶれによるものと、感染によるものの2種類がありますが、ほとんどの場合がかぶれによるものです。
 おりものや生理時の出血、ナプキン、おりものシート、下着のかぶれなど、ごく日常的なことが原因となります。
 感染によるものは、お風呂場やトイレ、性交渉により感染します。症状としては、おりものに異常が見られます。
生活習慣
患部を清潔に保ちましょう。
治療
かゆみやかぶれを抑える軟膏や、雑菌の増殖を抑えるローション(レーバンローションなど)が有効です。感染症によるかゆみは、専門医による治療が必要になります。おりものの異常や痛み、熱を伴う場合は早めに専門医に相談しましょう。
9.ニキビ  こちらもご参考になさってください
生理前にニキビがひどくなるのは?
 生理の前の約2週間、つまり排卵があってから次の生理が始まるまでを「黄体期」と呼びます。黄体ホルモンには、男性ホルモンと同じように皮脂の分泌を高める働きがあるため、ニキビがひどくなることがあります。生理が始まると、にきびは多少治まってきます。
乾燥肌なのににきびができるのは?
 乾燥肌の皮膚は、それ以上水分を逃がさないように、表面を皮脂膜で覆ってしまおうとします。このとき皮脂の分泌が上手くいかないと、ニキビができてしまうのです。対策としては、保湿効果の高い化粧水を使って水分を補ってあげることです。肌の状態を見ながら、油分の少ない保湿乳液や美容液を併用してみてもよいでしょう。
10.女性にお勧めの漢方薬一覧
黄連解毒湯 加味逍遙散 桂枝茯苓丸 柴胡加竜骨牡蠣湯 当帰健中湯 当帰芍薬散 当帰四逆加
呉茱萸生姜湯
半夏厚朴湯 苓桂朮甘湯
その他 上半身ののぼせ、
赤ら顔
ときどき身体が火照る 打ち身・
あざ、
のぼせ
胸脇苦満、
へその動悸
弱い体質の痔 産前・産後、
むくみ
しもやけ 気うつ、吐気、
喉や食道部の異物感
ふらつき、
ノイローゼ
冷え
しもやけ - 
肩こり
頭痛・頭重
耳鳴り
不眠
精神不安
神経症
神経質
動悸
息切れ
貧血
生理痛
下腹部痛
月経困難
生理不順
疲れやすい
しみ
更年期障害
体力/実
比較的ある
体力/虚
比較的ない
1日目安 200円以内 200円以内 150円以内 250円以内 250円以内 150円以内 250円以内 150円以内 200円以内
参考:エルエル誌vol.37(社)日本薬局協励会発行